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iPhoneを使用していると液晶画面に異常を感じることもあるでしょう。
液晶修理が必要となった場合、何か値段も高そうだし、どうすればいいのか分からない人も少なくありません。

iPhoneの液晶修理のポイントは基本的に即日対応ができるかが大事です。iPhoneの液晶修理を放置してはいけない点や正規店と非正規店の違いをみていきましょう。

放置すると悪化する恐れがある

iPhoneの液晶修理を放置する人も珍しくありません。
これまでiPhoneやandroidでも液晶にヒビが入ったけど、修理依頼をせずにそのまま使用している人を見かけたことがあるでしょう。

多くはiPhone表面のガラス層が割れているものですが、中にはその下層にある液晶がダメージを受けており、タップ操作が上手くいかないことがあるものです。
ヒビ割れ程度ならまだ液晶部は問題ないことが多く、iPhoneのタップ操作が可能なので表面に保護カバーを装着してやり過ごそうとすることも可能です。

しかし、自然に直ることは決してありません。そのまま放置するとガラスの破片で指をケガする恐れがありますし、タップ操作が誤認識する可能性があります。

また、いくら画面を保護しても、それまでにホコリや小さなゴミが浸入しているかもしれませんし、水しぶきがかかって濡れている状態の可能性もあります。

このまま放置するとiPhoneの内部が損傷しており、液晶修理だけでは直らずに本体交換にまで発展する恐れがあるものです。

iPhoneの液晶修理は放置しても何もいいことがありませんので、早急な対応が必要といえるでしょう。

正規店と非正規店の違いを知ろう

iPhoneの修理は大手キャリア会社の販売店に持ち込んでも修理は基本非対応であり、修理を受け付ける店舗でさえ限られています。
Apple StoreかApple 正規サービスプロバイダに依頼する必要があります。

しかし、これらの店舗は全国でも限定的であり、車や電車で時間をかけて移動するケースもあるでしょう。

大手キャリアのように近場で見つかるとは限りません。遠方の人のためにオンラインで集荷を依頼することも可能です。

これらの手続きが面倒となってiPhoneの液晶修理に時間をかけずに、そのまま放置してしまう人が多くなってしまうのです。

そこでiPhoneの液晶修理で困っている人の大きな助けとなるのが非正規店です。イオンやドン・キホーテなど大手ショッピングセンターやディスカウントストアなどで見かけた人も多いでしょう。

基本的に年中無休で即日対応しており、店舗も多いので全国にあることから近隣にあるケースがほとんどです。しかも買い物のついでに立ち寄れるので、修理依頼に時間をとられないメリットもあります。

また、Appleの認可を受けていないので、iPhoneの液晶修理の値段が安いのもメリットです。

ただ、Appleの正規品を扱っておらず、修理業者の腕によって出来上がりは左右されます。信頼できる業者を見付けることが大事となるでしょう。

iPhone 液晶修理にかかる料金

iPhoneの液晶修理にかかる料金は、正規店だとAppleCare+に加入していれば、基本3,700円で修理可能です。このAppleCare+は購入後30日以内に加入する必要があります。

即日対応が大切

iPhoneの液晶修理は即日対応が決め手です。一度修理に出してしまえば修理業者の繁忙度にもよりますが、ひとまず安心といえます。まずは修理が必要と感じたら即日対応してもらえる店舗を探すようにしてください。

また、代替え機があるかどうかもポイントです。
基本的に故障などは突発的に起こるもの。急な対応ができる店舗というのはそれだけ信頼もできます。
もちろんお店の雰囲気も大事ですが、まずは即日対応ができる店舗かどうか十分確認しておきましょう。

AppleCare+に加入していないなど、iPhoneの修理にかかる料金が高額になりそうで不安な場合、自分で修理することも可能です。
ただし、すべて自己責任で行う必要があります。

一度自分で分解した場合、AppleCare+の保証期間内であっても対応してもらえなくなるでしょう。
また、iPhoneやスマートフォンは精密部品で作られています。ネジも小さく、紛失しやすいので、自分で修理するなら細心の注意が求められます。

近年は大手ECサイトでも交換用部品やツールが安価で販売されており、手順も動画サイトで公開されています。

しかし、これらのサイトに関係なく、iPhoneの液晶を自分でやるならあくまでも自己責任で修理しないといけません。

iPhoneの液晶修理を正規店で依頼するメリットやデメリットを紹介します。

メリット

・安心できる
・保証内で修理可能

まず、メリットは何と言っても正規店ならではの安心感ではないでしょうか。
AppleではiPhoneのバッテリーの蓄電容量が80%を下回るような劣化時だと、無償でバッテリー交換を実施しています（AppleCare+に加入時のみ）。

技術的にも安心できるので正規店を選択するメリットは十分あるものです。
そして、AppleCare+に加入している必要はありますが、保証の範囲内で修理してもらえるので、iPhoneの液晶修理にかかる料金も安い値段で済みます。

デメリット

・予約が取れない
・データが消える
・保証外だと費用が高い
・修理日数が長い
・正規店が近くにない

正規店にもデメリットがあります。
まず店舗数が少ないので予約が取りづらい点と近くにない場合です。修理期間に時間がかかるのはある程度仕方ないと割り切れますが、依頼するのに時間を擁するのはなかなか面倒といえます。

iPhoneはユーザー数が多いので、店舗数が少ないと修理以外の対応頻度にも時間が生じてしまいがちです。
また、AppleCare+に加入していないと修理料金が高くなってしまい、結果として高額な値段を請求されることになる可能性もあります。

さらに、正規店へ依頼すると必ずデータが消去されます。
もちろん、iPhoneはiCloudやiTunesでバックアップを取ることが可能です。ただ、パソコンを持ってない人もいるでしょうし、液晶漏れでタップ操作が上手くいかない人は、iCloudでのバックアップが自分で出来ないこともあるでしょう。

これらのデメリットから正規店でiPhoneを修理するのを避ける人がいるのも納得といえます。

では、非正規店でiPhoneの液晶修理を依頼するメリットやデメリットをみていきましょう。

メリット

・修理費用が安い
・当日予約可能
・必要な部分のみ対応
・データはそのまま

非正規店でiPhoneの液晶修理を依頼する場合、部品も純正品を使うわけではないので比較的安い値段で済みます。
取り扱う業者や店舗数も多いので当日予約も可能な店舗が多く、大手ショッピングセンターなどに出店しているケースだと、年中無休で対応してくれるのもメリットといえます。
また、必要な部分のみを対応しますのでデータは基本そのままで大丈夫ですし、Appleのマニュアル通りに分解・修理しないので余計な料金が発生しません。

デメリット

・業者によって料金が異なる
・店舗の技術力に差がある
・Appleの保証が受けられない

非正規店でiPhoneの液晶修理を依頼するデメリットは、業者によって料金が異なるので、安いのか高いのか分かりづらい点です。
また、正規店と違って店舗によって技術力に差がある場合があります。
さらに、一度非正規店でiPhoneの液晶修理を依頼すると、AppleCare+に加入していても以後の修理を断られる場合が高くなります。

iPhoneの液晶修理を依頼するなら失敗したくないもの。費用や時間を含めたトータル的なコスト面でも、やはり非正規店で依頼するのが得策といえます。
しかし、どのお店に依頼すればいいのか迷うものです。良質な非正規店の見分け方が大切といえます。

料金の掲示が曖昧でない

非正規店の場合だと、料金が安いのか高いのか不明な店舗も見られます。
iPhoneの液晶修理はどのくらいの費用なのか、どこがおかしいのか、精密品だけに素人では判断つかないものなので、足元を見られやすくなります。

修理実績が豊富なお店

非正規店では、ホームページなどで実績を公開している店舗があります。
液晶漏れや画面割れ、レンズの破損、バッテリーの消耗が早いなど、どのような症例があってどのように対応したのかを明らかにしている店舗は信頼できるでしょう。

何も明記していない店舗やホームページすらない店舗は不安になってもおかしくはありません。
iPhoneの修理はデータを消去せずに対応できることが多く、悪質な店舗だとデータを抜き取られるのか心配になるものです。

ここまでiPhoneの液晶修理を依頼するポイントを解説してきました。
自分でできる人もいるでしょうが、基本は正規店か非正規店に依頼することがベストです。

予約が取りづらい正規店よりも、非正規店のほうが意外にしっかりサポートしてくれるものですので、ここで紹介した内容を参考に、信頼できる店舗にiPhoneの液晶修理を依頼するようにしましょう。