iPadのバッテリー交換・電池交換とは？データそのまま交換も可能

iPadのバッテリー交換時期の目安は下記の通りです。

バッテリー最大容量

バッテリーの最大容量が80%以下になると交換時期になります。
バッテリーは充電と放電を繰り返しており、iPadは充電回数が1,000回を目安に設定されていますので、この付近に近づくとバッテリーの性能が低下しやすくなります。
iPadの機種によっては設定で見れる機種や見れない機種とございます。

バッテリーの消耗早さ

フル充電しても、以前より早くバッテリーが消耗してしまうときは劣化が始まっています。
バッテリー残量があるのに突然シャットダウンしてしまう。いきなりバッテリーが0％になった。などはバッテリーの可能性が高いです。

パフォーマンスの低下

使用中に急にシャットダウンするときやアプリの起動が遅いなど、バッテリーが劣化するとiPadのパフォーマンスが低下しやすくなります。

本体外観変化の兆候

iPadのバッテリーが劣化すると、画面部分が誇張することがあります。
形状の変化は非常に危険ですので、すぐに修理交換が必要です。
iPadの前面のガラスが押し上げられてしまうケースもございます。
そのまま使用し続けますと別部品の故障等にもつながりますので早めの修理がオススメです。

経年劣化

iPadを3年以上使用していると、バッテリーの劣化の可能性がございます。
ただ、使用頻度にもよりますので、毎日長時間使用していると劣化も早まるでしょう。

iPadバッテリー交換の修理料金の目安をみていきましょう。
最新モデルは比較的高価となります。

iPad　第5～9世代…10,000円～15,000円
iPad　第10世代…12,000円～17,000円
iPad Air　第1～3世代…10,000円～15,000円
iPad Air　第4～5世代…12,000円～17,000円
iPad Proシリーズ…15,000円～20,000円

町の修理屋やモデルによって違いがあります。

iPadのバッテリー交換をしないとパフォーマンスの低下が起こりやすくなるものです。
アプリが正常に動作しないこともあり、操作が重く感じてしまいます。

バッテリーの充電も満足に行えず、急に電源が落ちてしまうので、データの損失にもつながります。
バッテリーが劣化し過ぎる前に、早めの交換をすることでデータも守れます。

iPadのバッテリー交換にはApple公式サポート（アップルストア）や認定プロバイダ、町の修理屋があります。

Apple公式サポート（アップルストア）

アップルストアではAppleCare+に加入していると、バッテリー状態が80%未満まで劣化している場合に限り無料で交換可能です。
保証期間外だと、iPadのバッテリー交換には15,000円前後の料金がかかります。
アップルストアで事前のオンライン予約が必要です。

Apple認定サービスプロバイダ

基本的にアップルストアと同じ料金体系で修理を受け付けており、各プロバイダのオンライン予約から申し込みが可能です。
純正の部品を使用しているので、Apple公式サポートと同様に信頼性は高くなります。
プロバイダによって修理料金や割引などのサービスも多少異なります。

その他の修理屋（105Store）

Appleの保証を受けられないデメリットはありますが、データはそのまま消さずに即日で対応可能です。
当日予約が可能な点も魅力的といえます。
105Storeでは、お客様1人1人に合わせて丁寧に対応しており、バッテリー交換以外の修理にも迅速な応対を心がけています。

iPadのバッテリー交換には正規店と町の修理屋の2通りがありますが、それぞれのメリット・デメリットをみていきます。

正規店での交換：メリット

バッテリーなど純正部品の使用ですから、品質や安全性がしっかり保証されます。
認定サービスプロバイダも保証の対象となり、Appleの研修を受けた技術者によって品質にばらつきがなく信頼感も高いです。
また、保証も継続されますので、安心して修理を依頼できるでしょう。

正規店での交換：デメリット

保証期間内ならまだしも、正規店では保証期間外になると修理コストが高くつきます。
さらに、在庫がないと修理期間も長くなってしまいがちです。
限られた店舗数しかないので、遠方になると通いづらいというデメリットが存在します。

町の修理屋での交換：メリット

町の修理屋でのバッテリー交換にはコストが安く仕上がります。
古いモデルにも対応しており、あまりお金をかけたくない人にはおすすめです。

町の修理屋は対応も早く、予約不要で即日修理が可能な店舗も多くあります。
ショッピングセンターや駅前など、全国各地で日常生活において通いやすいのもメリットといえるでしょう。

全国対応可能 スマホ郵送修理受付 | 105Store

町の修理屋での交換：デメリット

町の修理屋でのバッテリー交換は、純正部品を使用しませんが、互換部品を扱っているため、純正品と変わらない品質を提供しています。
純正部品にこだわりたい人にはデメリットに感じるかもしれません。
また、Appleの保証が無効になることがあるので、サポートを受けられないというデメリットが生じます。

バッテリー交換をする前に、必ずデータのバックアップをしておきましょう。
設定アプリからiCloudをタップし、「今すぐバックアップを作成」を選択します。

また、パソコンに接続してiTunesからデータをバックアップする方法もあります。
iTunesをパソコンにインストールして、自分のiPadを選択して「今すぐバックアップ」をクリックすればOKです。

事前にバッテリーを診断しておくのも大切です。
アップルストアや認定サービスプロバイダに持ち込む前に診断してもらえます。
もしも、バッテリー以外にも異常があると、修理方法や料金も変わる恐れがあるでしょう。

また、105Storeでもバッテリーの診断は無料で確認ができます。
バッテリーの状態だけではなく、効率よい使用方法なども相談を受け付けています。
設定からバッテリーの状態を把握し、サードパーティアプリでバッテリーの最大容量や充電サイクル数もリサーチ可能です。

iPadのバッテリー交換で悩みの種となるのが、機種変更にするかというところでしょう。
どの機種でもバッテリーの劣化は避けられませんし、年々モデルも新しくなるので、買い替えを検討する人も多く見られます。

現状の機種に満足して使い勝手もいい場合、ひとまずバッテリーを交換するのが得策です。
一方でipadのモデルが古い場合、システムアップデートも受けられず、最新モデルに興味を持っているなら買い替えを検討するようにしましょう。