はじめに
「Face IDが使えなくなった」
「修理したら元に戻るの?」
「画面やバッテリーは交換できるのに、なぜFace IDは難しいの?」
このような疑問を持たれる方は少なくありません。
実際にiPhoneの修理を行っていると、Face IDについてのお問い合わせはよくいただきます。
今回は、Face IDがなぜ修理の難しい機能と言われているのかを解説します。
目次
Face IDはただのカメラではない
Face IDは単純なインカメラ機能ではありません。
iPhoneの画面上部には、
- インカメラ
- 赤外線カメラ
- ドットプロジェクタ
- 各種センサー
など複数の部品が搭載されています。
これらが連携することで顔認証を実現しています。
そのため、どこか一つでも異常が発生するとFace IDが利用できなくなる場合があります。
本体と部品が管理されている
Face IDが難しい理由の一つが、本体と部品の関係です。
一般的なスマホ部品であれば、故障した部品を交換することで改善するケースが多くあります。
しかしFace ID関連の部品は特殊な構造となっており、本体とFace ID関連の部品がセットになっており、別の正常な部品と交換しても顔認証が機能しません。
同じiPhoneから取り出した正常な純正部品ですら、直したい本体とセットの部品ではないため同じ結果となります。
そのため、画面修理やバッテリー交換と同じ感覚で修理できる機能ではありません。
落下や水没で故障することがある
Face IDが使えなくなる原因として多いのが、
です。
画面が割れていなくても内部のFace ID関連部品だけが故障している場合があります。
特に落下後から顔認証が使えなくなったというケースは珍しくありません。
インカメラが使えてもFace IDが使えないことがある
Face ID故障では、
- インカメラは映る
- 写真撮影もできる
- ビデオ通話もできる
にもかかわらず、Face IDだけ使えない場合があります。
これはFace IDが単純なカメラ機能ではなく、複数の部品によって構成されているためです。
症状だけでは原因を判断できない
Face ID故障は外見から原因を判断することが難しい症状の一つです。
例えば、
など、様々な可能性があります。
そのため、まずは状態確認や診断が重要になります。
Face IDが使えなくてもiPhoneは利用できる
Face IDが使えなくなった場合でも、
- パスコード解除
- 通話
- LINE
- インターネット
- カメラ機能
などは利用できるケースがほとんどです。
そのため、Face ID以外に不具合がなければ、そのまま使用される方もいらっしゃいます。
まとめ
Face IDは複数の部品やセンサーによって構成されている特殊な機能です。
そのため、一般的な画面修理やバッテリー交換のように単純な部品交換だけで改善するものではありません。
また、症状だけでは原因を特定できないケースも多くあります。
Face IDが使えなくなった、設定できなくなったなどの症状でお困りの方は、まちスマ豊田店までお気軽にご相談ください。
まずは状態を確認し、現在の症状や考えられる原因についてご案内いたします。


元大手携帯キャリアショップに約5年間勤務し、店舗運営に携わる。
その後、iPhone修理業界に転身し、約10年にわたりスマホ修理事業を経営。自身で修理を手がけた経験も豊富で、これまでに累計2万台以上の端末修理を実施してきた。
「自称・日本一iCloudに詳しい男」として、データ保護やバックアップに関する深い知識を持つ。
また、経営者としてだけでなく、スマホ修理技術者のトレーナーとしても活躍し、これまでに100名以上の技術者の育成に携わってきた。
現在は、「日本全国の【想い出を継なぐ】」というビジョンのもと、「【修理で愛着を守る】」をミッションとして日々活動中。
お客様の大切なデータや端末を守る修理サービスの提供を通じ、技術だけでなく心のこもったサービスを追求している。