はじめに
「充電は何%から始めればいい?」
「100%まで充電して大丈夫?」
「バッテリー交換のタイミングが分からない」
スマホを毎日使っていると、
バッテリーの劣化は気になるものです。
実際、
スマホ修理のご相談でも
「電池の減りが早くなった」
「以前より充電が持たなくなった」
というお声をよくいただきます。
今回はバッテリーへの負担を抑えるための充電方法や交換目安について解説します。
目次
バッテリー交換の目安は?
お客様から
「いつ交換したらいいですか?」
というご質問をよくいただきます。
しかし、
実は交換時期に絶対的な基準はありません。
修理店では、
「我慢が必要になったら交換目安」
とご案内することがよくあります。
例えば、
- 外出先で途中充電することが増えた
- モバイルバッテリーを持ち歩くようになった
- 電池残量が気になって仕方ない
- 充電切れが不安になった
- 以前より明らかに持たなくなった
といった状態です。
スマホの使い方を変えなければならなくなった時が、
交換を検討するタイミングと言えるでしょう。
同じ劣化状態でも感じ方は違う
実は、
バッテリーの状態だけで交換時期は決まりません。
例えば、
かなり劣化しているバッテリーでも、
電話やLINE程度しか使わない方なら1日持つことがあります。
一方で、
新品のスマホでも動画視聴やゲームを長時間利用する方なら、
1日持たないと感じることがあります。
そのため、
最大容量の数字だけで交換時期を判断するのは難しい場合があります。
バッテリー最大の敵は「熱」
バッテリー劣化の大きな原因の一つが熱です。
スマホは高温状態になるほど、
バッテリーへ負担がかかりやすくなります。
例えば、
- 真夏の車内放置
- 炎天下での長時間利用
- ゲーム中の充電
- 動画視聴しながらの充電
などです。
バッテリーを長持ちさせたい場合は、
まず発熱を抑えることが重要です。
充電しながらの使用は負担が大きい
特に注意したいのが、
充電しながらスマホを使用することです。
バッテリーは、
内部の化学反応によって電気を蓄えたり放出したりしています。
そのため、
充電しながら使用するということは、
充電と放電を同時に行わせている状態になります。
さらに、
ゲームや動画視聴などによって発熱も発生します。
修理店でも、
バッテリー劣化が進んでいる端末の中には、
充電しながらゲームや動画を利用する習慣があるケースをよく見かけます。
もちろん絶対にやってはいけないわけではありませんが、
頻繁に行うとバッテリー寿命へ影響する可能性があります。
0%まで使い切る必要はない
昔の携帯電話では、
完全に使い切ってから充電した方が良いと言われることもありました。
しかし、
現在のスマホでは0%まで使い切る必要はありません。
むしろ、
頻繁に完全放電を繰り返すことはバッテリーへの負担になる場合があります。
20%〜30%程度での充電がおすすめ
厳密なルールはありませんが、
20%〜30%程度で充電を始める方も多いです。
ただし、
最も重要なのは
「0%近くまで使い切ることを繰り返さないこと」
です。
数字を気にしすぎるよりも、
極端な使い方を避けることを意識すると良いでしょう。
100%まで充電しても大丈夫?
100%まで充電したからといって、
すぐにバッテリーが劣化するわけではありません。
実際には、
充電後すぐに利用する方も多いため、
そこまで神経質になる必要はありません。
本当に注意したいのは100%の維持
問題になりやすいのは、
100%まで充電することではなく、
100%付近の状態を長時間維持することです。
例えば、
- 毎日長時間の充電しっぱなし
- 常に充電器へ接続した状態で使用する
- 長時間100%の状態で放置する
といった使い方です。
最近のスマホにはバッテリー保護機能が搭載されている機種もありますが、
長期間続けるとバッテリーへの負担になる可能性があります。
神経質になりすぎなくても大丈夫
ここまで様々な注意点をご紹介しましたが、
日常生活に支障が出るほど神経質になる必要はありません。
それよりも、
- 高温環境を避ける
- 充電しながらの高負荷作業を減らす
- 完全放電を繰り返さない
といった基本的なポイントを意識する方が効果的です。
バッテリー交換で改善するケースも多い
「電池の減りが早いから買い替え時期かな」
と思われる方もいらっしゃいます。
しかし、
- 電池の減りが早い
- 発熱しやすい
- 突然電源が落ちる
- 充電の持ちが悪い
といった症状は、
バッテリー交換によって改善するケースも少なくありません。
比較的新しい機種であれば、
買い替えよりもバッテリー交換の方が費用を抑えられる場合もあります。
まとめ
スマホのバッテリーを長持ちさせるためには、
- 高温環境を避ける
- 充電しながらの高負荷作業を減らす
- 0%まで使い切ることを繰り返さない
- 100%の状態を長時間維持しない
といったポイントが重要です。
また、
バッテリー交換の目安は数字だけではありません。
モバイルバッテリーが手放せなくなったり、途中充電が当たり前になったりするなど、普段の使い方に我慢が必要になった時が交換を検討するタイミングです。
まちスマ豊田店ではiPhone・Androidのバッテリー診断や交換も行っております。電池持ちが気になる方はお気軽にご相談ください。


元大手携帯キャリアショップに約5年間勤務し、店舗運営に携わる。
その後、iPhone修理業界に転身し、約10年にわたりスマホ修理事業を経営。自身で修理を手がけた経験も豊富で、これまでに累計2万台以上の端末修理を実施してきた。
「自称・日本一iCloudに詳しい男」として、データ保護やバックアップに関する深い知識を持つ。
また、経営者としてだけでなく、スマホ修理技術者のトレーナーとしても活躍し、これまでに100名以上の技術者の育成に携わってきた。
現在は、「日本全国の【想い出を継なぐ】」というビジョンのもと、「【修理で愛着を守る】」をミッションとして日々活動中。
お客様の大切なデータや端末を守る修理サービスの提供を通じ、技術だけでなく心のこもったサービスを追求している。