はじめに
「画面が少し浮いてきた気がする」
「スマホの横に隙間ができている」
「ケースを外したら本体が膨らんでいた」
このような症状は、バッテリー膨張が原因かもしれません。
実際に修理店でも、画面故障だと思って来店されたお客様が、バッテリー膨張だったというケースは少なくありません。
今回はスマホのバッテリーが膨張する原因や、放置するリスクについて解説します。
目次
バッテリー膨張とは?
スマホに使われているリチウムイオンバッテリーは消耗品です。
長期間の使用や経年劣化によってバッテリーが膨らんでしまうことがあり、これを「バッテリー膨張」と呼びます。
膨張と聞くと柔らかく膨らむイメージがありますが、実際にはカチカチに硬い状態で膨らんでいるケースもあります。
そのため、
- 画面が浮いている
- 本体に隙間ができている
- 背面パネルが浮いている
といった症状がある場合は、バッテリー膨張の可能性があります。
データはどこに保存されている?
スマホの写真やLINE、アプリデータなどは本体内部の保存領域に記録されています。
そのため、
などの修理では、保存領域に触れずに作業できます。
このため、修理後もデータがそのままで作業が可能なのです。
バッテリーが膨張するとどうなる?
膨張したバッテリーは内部からスマホを押し上げます。
その結果、
- 画面が浮く
- 本体に隙間ができる
- 背面パネルが浮く
- ケースが閉まらなくなる
といった症状が発生します。
最初は小さな隙間でも、徐々に広がっていく場合があります。
なぜバッテリーは膨張するの?
最も多い原因は経年劣化です。
特に、
- 2年以上使用している
- 毎日充電している
- 充電しながら長時間使用する
といった場合はバッテリーへの負担が大きくなります。
ただし、使用年数が短くても膨張するケースはあります。
発熱も原因の一つ
スマホは熱に弱い機器です。
などによって本体温度が高い状態が続くと、バッテリーへの負担が大きくなります。
日常的な熱の蓄積も劣化を早める要因になります。
放置するとどうなる?
「まだ使えるから大丈夫」
と思って放置してしまう方もいます。
しかし、膨張したバッテリーは内部から画面を押し続けています。
そのため、
などにつながる場合があります。
本来はバッテリー交換だけで済んだものが、画面交換も必要になるケースもあります。
また、膨張したバッテリーは正常な状態ではありません。
非常に稀ではありますが、強い衝撃や圧力が加わることで発煙や発火につながる危険性もあります。
そのため、画面が浮いている状態や本体に隙間ができている状態での使用はおすすめできません。
自分で押し込むのは危険
浮いた画面を元に戻そうとして押し込む方がいます。
しかし、膨張したバッテリーに圧力をかけることはおすすめできません。
症状を悪化させたり、別の故障につながる可能性があります。
まとめ
スマホのバッテリー膨張は、経年劣化や熱による影響で発生することがあります。
画面が浮いている場合でも、原因は画面ではなくバッテリーかもしれません。
放置すると画面故障や本体変形につながる場合もあるため、早めの対応がおすすめです。
「画面が浮いている気がする」「本体に隙間がある」といった症状がある場合は、まちスマ豊田店までお気軽にご相談ください。
症状を確認し、現在の状態や必要な修理内容についてご案内いたします。


元大手携帯キャリアショップに約5年間勤務し、店舗運営に携わる。
その後、iPhone修理業界に転身し、約10年にわたりスマホ修理事業を経営。自身で修理を手がけた経験も豊富で、これまでに累計2万台以上の端末修理を実施してきた。
「自称・日本一iCloudに詳しい男」として、データ保護やバックアップに関する深い知識を持つ。
また、経営者としてだけでなく、スマホ修理技術者のトレーナーとしても活躍し、これまでに100名以上の技術者の育成に携わってきた。
現在は、「日本全国の【想い出を継なぐ】」というビジョンのもと、「【修理で愛着を守る】」をミッションとして日々活動中。
お客様の大切なデータや端末を守る修理サービスの提供を通じ、技術だけでなく心のこもったサービスを追求している。